SIBO 小腸細菌異常増殖症とは…??

今日は腸の病気、SIBOを紹介します。

SIBOは小腸の病気です

長期にわたって腹痛、下痢、便秘、膨満感など不快なお腹の症状が続きます。

SIBOはお腹の病気ですが、全身の機能に影響を及ぼします。腸管免疫、自己免疫、栄養の吸収、消化、エネルギー効率、生殖機能(性ホルモンのバランス)、自律神経、解毒、睡眠の質、認知機能、神経伝達物質の機能を左右します。要するに、SIBOにかかると、免疫、エネルギー、自律神経など生命維持と最適健康に必須の機能が崩れやすくなります。

SIBOはSmall Intestine Bacterial Overgrowthの省略形です。日本語に直訳すると小腸細菌異常増殖症ですが、長い病名なのでSIBO(「シーボ」と発音します)と呼びます。

SIBOは下記のように不快な慢性のおなかの病気です。

SIBOの症状

不快な胃腸の症状。お腹のガス。ガス漏れ。便秘。下痢。突然の腹痛。腹部膨満。消化不良。ゲップ。胃もたれ。胸焼け。ガスの腐敗臭。腹鳴(お腹がゴボゴボ鳴る)。お腹が膨張する。お腹のけいれん。鼓腹。口臭(例:卵の腐ったような臭い、腐敗臭、硫黄のような臭いなど)。過敏性腸症候群の症状。脂肪便。吐き気。

SIBOにかかると、お腹の不調が続くのでとてもつらいのですが、お腹だけではないんです。ほかの部位や機能の不調も引き起こします。むしろ、SIBOが、お腹だけに問題が限局しているほうが稀です。

たとえば、免疫異常、慢性炎症、有害物質、汚染物質の中毒、月経困難症、生殖機能低下、自律神経失調、慢性疲労、不眠、慢性じんましん、化学物質過敏症、アレルギーなどです。

健康な腸では多くの腸内細菌がバランスをとりながら共生していますが、何らかのきっかけでこのバランスが崩れたとき、SIBOに発展します。

もともと小腸は食事の消化のための場です。食べ物が口から食道、胃から降りてきて、小腸にたどり着きます。

小腸より上が消化のリハーサルの場とすれば、小腸は本公演です。たくさんの役者(消化酵素:アミラーゼ、トリプシン、カイモトリプシン、リパーゼ、ペプチターゼ、ヌクレアーゼ、マルターゼ、ラクターゼ、スクラーゼ)小腸という舞台に一堂に介して消化をします。

小腸はほぼ消化が完結するところで、管の中はきれいです。一方、小腸の先の大腸は便を用意する場なので腸内細菌が一気に増え、様子が変わります。大腸では小腸で不要となった消化できなかった物質や残骸から水分を吸収して便を作ります。

大腸の次にひかえるのが直腸です。そろそろ消化管の出口肛門に近づいています。直腸には便がたまっています。排便前の一時貯留の場ですので、腸中菌や大腸菌など菌が多いです。(だから腸の病気は便に関連する腸内細菌のバランスが崩れやすい、大腸や直腸に集中します)たとえば大腸がんや直腸がんです。

もともと小腸には免疫細胞が豊富にあり、しかもクリーンな環境なので小腸は重症な病気が起こりにくいと思われてきました。ところが、近年小腸の病気、SIBOが急増しています。

小腸と大腸の腸内細菌の数の違い

  • 通常の小腸の腸内細菌の数 10の3乗~10の5乗CFU/ml
  • 通常の大腸(回盲部~結腸)の腸内細菌の数 10の12乗CFU/g  

(小腸の腸内細菌の数は大腸より圧倒的に少ないですね)

SIBOになるきっかけは、食べ物を消化できず、未消化のままの物質の腐敗や発酵です。発酵しやすいものを飲んだり食べたりしたせいで小腸のようなクリーンな場所にガスが充満してしまいSIBOになります。

発酵食品や発酵飲料自体がSIBOを促進することもあります。また、食べ物がわるくないけれど、身体側、つまり消化する能力が劣化したせいで未消化物質が小腸に停滞していまうというSIBO発症のメカニズムもあります。遅延型アレルゲンのような消化しにくい食品もSIBOの原因になることが多いです。

消化力低下については、腸で食品の消化を助けるための消化酵素が足りない状況(たとえば膵臓の酵素が不足、膵炎、胆のうの病気など)や、胃酸が足りなくなったり、小腸の壁の粘膜が壊れていたりすると、小腸でガスが発生します。

大腸の腸内細菌が小腸側に入ってしまう逆流によるSIBOもあります。大腸と小腸の接合部の回盲弁が働かなくなるケースです。たとえば憩室炎などの大腸の基礎疾患があると大腸内に腐敗菌が増え、それが小腸になだれ込みSIBOに発展します。

小腸の動きが悪い(腸の蠕動運動が弱い)場合、食べ物の通過するスピードが落ちます。ガスが発生し、SIBOになるリスクが上がります。SIBOは様々な原因とメカニズムによって小腸内の細菌が異常増殖して、下痢、ガス、鼓腹、泡の発生などが起こった状態です。

発酵食品について

消化不良と胃もたれや膨満感を治したいために、発酵食品をたくさん食べていませんか?たとえばヨーグルト、味噌、納豆、酵素玄米など。飲み物だと、乳酸菌飲料、ヨーグルト、カルピス、コンブ茶、野菜ジュースです。

その結果むしろ以前よりお腹の調子が悪くなっていませんか? 膨満感が軽減するどころか、お腹が痛くなったり、過敏性腸症候群の症状が強くなったとしたら、SIBOのサインかもしれません。軽度~中程度SIBOが進行しつつあるかもしれません。

小腸に発酵ガスが溜まり、腸壁のダメージが起こり腸壁の透過性が上がる、リーキーガットという状態になり、そして全身へSIBOの菌が放出したり、SIBOが産生する毒素が広がる、腸管空の毒素が脳に到達してリーキーブレインを起こす、そして神経症状が起こったり、睡眠の質の低下が起こる。セロトニンが働きにくくなり情緒不安やうつ症状も起こりうることです。ますますリーキーガットが修復しない負のスパイラルへ。

腸管免疫が落ちるので、食当たりを起こし、さらに腸の炎症が進行することもあります。このように、自ら手を下してSIBOを悪化させていることがあります。

発酵食品は健康食です。発酵の伝統文化は素晴らしいと思います。けれどもSIBOの方は例外です。SIBO闘病中は発酵食品を避けましょう。治ってから発酵食を存分に楽しみましょう。  

SIBOは最近増えていて、特に複雑なケースが多くなっています

当院は、多くのSIBOの患者さんを拝診してきました。

複雑なSIBOというのは、症状こそ典型的な消化器症状のSIBOですが、基礎疾患や原因が込み入って、罹患期間が長く、消化機能以外のさまざまな機能不全も伴っているケースです。たとえば、電磁波過敏症、疲労、うつ病、カンジダ、ニキビ、乾癬や掌蹠膿疱症など、消化器と関係なさそうな病気が主訴の患者さんがSIBOに関わっていることがあります。

たとえ中程度~重症のSIBOでも他の慢性疾患がもっと悩ましいなら患者さんはSIBOよりも電磁波の問題や皮膚症状のほうが気になります。患者さんにとって最優先事項の相談内容でなくても慢性疲労症候群、線維筋痛症や化学物質過敏症、感染症や重金属中毒などのなかに、SIBOがうもれていることがあります。

SIBO症状もあることはあるが、もっとつらい問題が気になり、これらの病気は慢性炎症と免疫機能に関わるため、多くのケースで腸と接点があり、詳しく診察をするとSIBOだと判明します。身体の免疫機能の7割は腸に存在します。

GALT(gut associated lymphoid tissue:腸管関連リンパ組織)と呼ばれる、体内最大スケールの免疫機構、腸管免疫の細胞が腸壁に存在しています。SIBOと縁がないと思っていても、程度の差こそあれ、慢性炎症や免疫疾患では高い確率で腸管免疫のダメージがあり、そのうちの一定数にはSIBOの病態を垣間見ることがあります。

慢性疲労、からだの痛み、化学物質過敏症、いずれも症状がダイナミックです。すると、SIBOどころではなくなるのでしょう。胃腸の不快な症状はあることはあるけどそれが主の問題ではない、と思う患者さんも多いのが事実です。

もちろん純粋にSIBOを治すために来院に至った方もいます。SIBOはあるが全身の問題が複雑すぎる方、プラス、SIBOを当初から訴える方、合わせるとかなりの数です。

両者ともSIBOを治すことは人生にとって有益です。体の機能の要の「免疫」の大半が小腸に存在します。小腸を免疫細胞ごと破壊するSIBOに最優先で取り組むのがまわり道をしない、直球で健康を手に入れる合理的な方法だと思います。

腸管リンパ関連組織由来の腸管免疫を担保し、効率よく全身免疫の7割を存分に使える状態にしておきたいものです。

 吸い込んだ毒とSIBOの関係

副流煙がきっかけの化学物質過敏症の方や環境のカビ(部屋の壁に生えたカビや水回り、エアコン、ベッドのカビなど)の方は、共通点は鼻や口から吸い込んだということです。皮膚吸収もありますが、ほとんどは呼吸の際に空気と一緒に吸い込み化学物質に暴露します。

タバコの成分やカビは身体に取り込みたくない、異物なので、生体防御機構が働き免疫細胞が起動します。空気中の浮遊物や口の中の毒性物質に対して生体防御の最初の砦となるのは耳、喉、鼻を守ろうとする、ワルダイエル輪という咽頭、扁桃で輪を描くような形状のリンパ組織の集合体です。

不要なものに暴露し続けワルダイエルリンパ組織が飽和状態になると、リンパを迂回して体内に毒が入りやすくなります。腸管にも、脳へも、気管支、肺へも毒が侵入しやすくなります。

ワルダイエル輪のリンパ組織は、身体に毒を入れない、一番外側の蓋のようなものです。外のふたが汚れて使い物にならなくなったら、その下に存在する腸管免疫細胞が毒にさらされやすくなります。腸にダメージを与える毒が流れ込みます。

たとえば、たばこに含まれるカドミウムや多くの揮発性有機化合物や、大気汚染の粉塵や残留農薬やプラスチック成分やフッ素化合物などの有機溶剤、カビの老廃物、マイコトキシンは腸の粘膜に炎症を起こしたり、腸内細菌のバランスを崩すことが多くの文献で指摘されています。

カビのマイコトキシンはリーキーガットを起こすリスク因子です。つまり、無意識に空気と一緒に有害物質を吸い込んでしまうと、当初はワルダイエルリンパが対処するけれど、許容範囲を超えてしまうと、腸管にも流れ込んでくるということです。(同様に脳にも侵入しますし、気管支や肺にも入ります。)

口腔内の毒といえば、歯根管も体内に毒が流れ込むきっかけになり結果的にSIBO発症となることがあります。歯根管のルートを通じて、アマルガム由来の水銀やインプラントのチタン、その他口腔内の腐敗菌などが血液脳関門を介さずに脳に入ります。

このような毒の負荷もワルダイエル輪リンパ組織が鬱滞することにつながります。歯科の手入れを怠ったばかりにまさか将来SIBOを発生するなんて、ということにならないよう日頃から歯科医と良好な関係を築きましょう。

水銀は、その名が水の銀と書きますが、容易に揮発して、水銀の蒸気になります。水銀の蒸気を吸うと速攻気管支、肺に吸い込まれてそのまま血液中に取り込まれ、そして全身をまわります。

この状況というのは、銀歯アマルガムを除去するときも起こりうることです。アマルガムの有害性を軽視する、または安全なアマルガム除去に精通していない歯科医がアマルガムをほじくり削り取るような場合に多いです。

アマルガムから発生した水銀の蒸気が患者さんの口腔内に充満しますし、顔周りにも、診察室にも拡散します。処置中無防備の患者さんは水銀蒸気を吸引して、皮膚にも頭髪にも衣服にも水銀を浴びてしまいます。急性水銀中毒、そして、いずれ慢性水銀中毒になる可能性もあります。

実際当院には、過去の不完全なアマルガム処置がきっかけとなり、その後免疫不全に至った患者さんがいます。自己免疫疾患、化学物質過敏症、電磁波過敏症、リーキーガットを発症した方もいます。

アマルガムは大きなテーマなので、別の機会に深掘りいたします。今日は、ひとまず、3点。1、アマルガムは慢性的な水銀暴露の最大の原因になり、2、脳に水銀が蓄積するきっかけともなる、そして3番目、除去についてはアマルガムを安全に除去する方法に精通した医師に委ねましょう、とだけまとめます。

ではSIBOの話に戻ります。SIBOの診断は医療機関で呼気検査をうけることと、医師の診察が有用ですが、医療機関を訪ねる前にヒントになる項目をまず見てみましょう。

SIBOかもしれないと疑うコツ 

  1. IBS(過敏性腸症候群)と診断されたことがある。
  2. 原因不明の貧血
    (軽度の鉄欠乏性貧血。明らかな出血源がない。検診の結果で貧血と指摘されるが、治療に至らない程度。)
  3. 腸内環境プロバイオティクスが効かない。
    腸活が話題になっているので、市販の腸内細菌や腸活のためのプロバイオティクスドリンク、免疫を高める腸活ドリンクなどを見かけます。ヨーグルトも腸活のために流行っています。
    けれども市販の腸活商品はSIBOを対象にしていません。果糖ブドウ糖液糖やキシリトールなどの甘味料を添加しているものもあります。SIBOには致命的ですね。
    プロバイオティクスはSIBOの治療に精通した医師が処方するものに切り替えてください。SIBOの方はSIBO用のプロバイオティクスを選ぶ必要があります。
  4. 腸のための食品(商品)でお腹の具合がよくならない。
    なぜならば、ほとんどがプレバイオティクスだからです。まず、結論から言うと、プレバイオティクスは中止です。
    プレバイオティクスとは、腸内の善玉菌の増殖促進作用がある物質のことです。一方、プロバイオティクスは腸内細菌そのもの、生菌です。プレバイオティクスの例は、〇〇オリゴ糖、イヌリン、アラビノガラクタンです。ガム、キャンディ、のど飴、青汁、ヨーグルト、メタボ用、ダイエット食品などに、腸の健康、乳酸菌を増やす、便通改善、腸にやさしいなどのうたい文句がよくあります。ガラクトオリゴ糖やフラクトオリゴ糖は整腸作用のある特保の食品に含まれています。シュガーフリーと書いてあることもあります。
    しかしSIBOを前提にした整腸作用ではないので、SIBOの方はオリゴ糖入りの「腸にやさしい」系の商品は見送ってください。もし買い置きがあってもSIBOが改善するまでは避けてください。
    サプリメントの世界では、プレバイオティクスとプロバイオティクスを組み合わせた「シンバイオティクス」というハイブリッド商品もあります。1粒で2つの作用機序が相乗的にはたらき、腸内細菌叢を改善し善玉菌を増やし有害菌を抑えます。腸活のために食指が動いてしまうかもしれません。
    サプリメントやヨーグルトなどシンバイオティクスのさまざまな健康食品が売っています。SIBOの方はシンバイオティクスを摂らないほうがよいです。残念なことに、逆におなかが膨張して痛くなる可能性があります。
  5. 野菜や繊維や発酵食品を食べているのに、お腹の調子が悪い。
    こちらもSIBOかと疑うきっかけになることがあります。健康のために野菜や納豆味噌など摂っているのに逆に便秘になってしまったり、お腹が痛くなってしまうケースです。
  6. 胃薬(制酸剤)を飲むと症状が悪化する。
    意外と胃薬による症状悪化が多いです。ガスター®など市販薬の胃酸を抑える薬を飲んでみたり、もっと強めの制酸剤、例えばプロトンポンプ抑制剤というタケキャブ®やネキシウム®などを処方されたのに腹痛やガスが悪化した、というようなエピソードです。
    胸焼けやガスや腹痛の訴えで医療機関を受診したところ、逆流性食道炎、胃食道逆流症や胃炎を疑われて制酸剤が処方されることは珍しくありません。悪化の際は、SIBOの可能性があります。
  7. ブレインフォグ。(Brain fog) 
    頭にもや、霧がかかったような症状ですが、本人の知能レベルと認知機能にはリンクしません。若い人にも起こります。思考を邪魔したり、仕事や勉強で集中するべき時に頭がクリアにならない症状です。食後眠気と重なることもあります。
    重症なケースは食事の摂取のタイミングと関係がなく、1日中頭がスッキリしていない、または一日の後半にかけて悪化することもあります。
  8. 小麦や乳製品が合わない。
    下痢をしたり腹痛、便秘、膨満感が起こる。
    ご自身で調べて小麦や乳製品の摂取をすでに減らしている方も多いですが、小麦や乳製品は加工されて様々な形状で日々の生活の一部になっています。牛乳やクリームなどを避けても、チーズとヨーグルトの発酵食品は健康のために努めて食べるという方もいます。小麦のことをわかっていても醤油に気づいていないこともあります。
    小麦や乳製品をどれだけ摂っているか、調味料やソースやスープなど隠れた食材としての摂取量も見直してみると良いと思います。ちなみにチーズ、ヨーグルトはSIBOには不向きです。
  9. 胃食道逆流症または過敏性腸症候群の症状がある。
    この2つの疾患はしばしばSIBOとまちがえられることがあります。

9点もSIBOを疑うヒントがありましたね。すべて該当しなくても、ひとつでもあれば、SIBOを意識してもいいかもしれません。

9点中3点以上該当すれば、SIBOの可能性が高そうです。SIBOの呼気検査がおすすめです。呼気検査の感度は100%ではないのですが、少なくとも、どの程度どのタイプのガスが過剰に発生しているか判定できます。

同時に専門の医師の治療をお受けください。当院とは限りません。SIBOの治療に長けているならばどこでもよいと思います。念のため、SIBOの検査ができる医療機関と、SIBOの治療ができる医療機関が同じ意味とは限らないとだけお伝えします。(前者はたけのこ様に増えています。)

SIBOを自己治療で制した方はほとんどいません。なぜならSIBOには原因治療が必要で個別化対応が原則だからです。人生の貴重な時間を浪費しないように餅は餅屋へ、どうぞ。

餅屋の選び方?それは、SIBOの個別化対応の治療をする医療機関だと思います。

長文おつかれさまでした。

疾患についての詳細は腸・消化機能の異常(SIBO含む)のページもご覧ください。

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